ファッション感度が高い NBA選手

ファッション感度

バスケットボールは競技の特性上、身長の高い人が集まりやすいためその人たちの体に合う既製品はほとんど見つかりません。
しかし、NBA選手ならばファッションにいくらでもお金をかけられるので、有名なブランドやセレクトショップに自分の体に合った服をオーダーすることが多くなったことでお洒落な選手が増えていきました。

中にはプロスポーツ選手専門のスタイリストとして働いている人もいて、過去にGQ誌にNBAのベストドレッサーと言われたことのあるレブロンと契約しているレイチェルがこの分野の先駆者として知られています。

現在は音楽業界のスター達がNBA選手のファッションに多大な影響を与えています。ファッションアイコンとしても知られるファレル・ウィリアムスがヴィヴィアン・ウエストウッドのフェドラ・ハットを被っていたことで幅広い層から注目され、NBA選手の間でもこのハットを着用するのがブームになりました。
また、ジェイ・Zやカニエ・ウエストなどのヒップホップのアーティストが着用したことで人気になったアイウェアをフォーマルなスーツスタイルと合わせて洗練されたイメージを演出するのもブームになっています。

長年、エア・ジョーダンがスニーカーを用いたスポーツファッションのトップとして扱われていたのですが、ここにもヒップホップシーンの影響があります。
ヒップホップのスター達が着用していたバレンシアガやアリーナなどのラグジュアリーブランドもスニーカーを展開し始め、今では世界的な人気になり入手困難になってしまったものもあります。